不動産売却の流れと考えておくべきポイントまとめ
不動産は一生に一度の大きな買い物と言われますが、それと同様に売却する際も一生に一度の大きな売り物と言えます。
そのため、「じゃあ売ります」という流れにはなかなかいかず、いくつか段階を踏みながら慎重に進めていく必要があります。
ここでは、不動産売却の流れについて解説します。
まずは、売却理由と希望条件を明確にします。
理由は売却価格に直結するものではありませんが、売却成立に至るまでには「思った以上に物件に興味を持たれない」「手続きが面倒で疲弊してしまった」「やっぱり売るのを迷いだした」などという壁に当たることもあります。
売却には、家族はもちろん、不動産会社や購入検討者などさまざまな人が関係してきます。
そのため、ふと「やめたい」と思っても後には戻れないことも…。
事前に理由を明確にしておくことで、しっかりと売却活動を進めていけます。
また、希望条件も重要です。
売却価格や時期、どんな購入者が良いか、など家族でポイントを挙げておくと進めやすいです。
この2点を考えられれば、いよいよ相場のチェックです。
理想の価格で売るには相場を知ることが何よりも重要です。
不動産一括査定サイトを使ったり、不動産業者を回るなどして、徹底的に相場を調べ上げてください。
これがのちの交渉材料として役に立ちます。
そこから、査定→依頼業者決定を経て、売却活動へと進みます。
売却活動では、検討者の内覧や交渉などが始まります。
不動産業者と連携を取って協力しながら進めていきましょう。
買主が決まれば、売買契約の締結です。
これが不動産売却の一番重要であり注意したいポイントです。
不動産業者と買主を含めた三者で協議し、必ず合意のもと締結をしましょう。
契約締結ができたら、契約時に決めた時期に買主に不動産を引き渡して終わりとなります。
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